ステーキけん 食中毒 [グルメ・料理]
「ステーキけん」の広報ブログに掲載された写真が話題となっています。
「ステーキけん」の専務が帽子もせず
スーツのまま肉を調理し,しかも調理台に肉を直接置いている写真だったから。
ただ,実際に店で出す物ではなく,
撮影用に調理したものでした。
しかし・・・ありえなくないですか?
いくら撮影用とは言え,食に携わる者の行為とは思えません。
「客に出すときはちゃんとやります」とでも言うつもりだろうか?
例えば・・・
陸上部の中学生が練習のときは適当に走ってて,
「本番のときは真剣に走りますから」
って言って,本番のときにちゃんと走れるのか?
練習のときにちゃんと出来ないことは,
本番のときに絶対にちゃんと出来ません。
例えが微妙だけど,大切なのは心だと思います。
適当に(適当ではないかもしれないが,心はこもってない状態で)
肉を焼いている写真をブログに掲載するということは,
普段から利用する客もその様子を見ることになるわけです。
その写真を見ることによって,
店で出されてる肉もそんな風に焼かれている場合があるのかな?
と疑問を抱くのも仕方ないと思います。
したがって,当然苦情を言う客もいることでしょう。
それでネットで話題となってるわけですが・・・
それに対する社長・井田実氏のコメントがまた凄いです。
「その日一日はCM撮影の為に店を閉めて居た。CM撮影用の肉を焼く為に現場に立ち会った役員が肉を焼いた。その絵だけを切り取って悪意たっぷりに取り上げる。そしてそれに面白がって群がるネットの住民。虚しくならんのかね。しかし。まぁ確かに誤解される様な絵も甘いと言えば甘かったが。ほっとこ」(Twitterより引用)
「面白がって群がるネットの住人」と言い放つのは凄いですね。
忘れられてるかもしれませんが,
「ステーキけん」鵜野森店では2011年10月,食中毒が発生しました。
10月23・24日に同店で食事をした4名が,
下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴え,
検便の結果O-157が検出されたというものです。
そのとき「ステーキけん」鵜野森店は3日間の営業停止処分を受けています。
これはほんの半年前の出来事です。
一度食中毒を起こしているなら,衛生面にはもっと気を配るべきで,
今回のような写真をブログに掲載すること自体が会社として非常識ですね。
「CM撮影用の肉を焼く為に現場に立ち会った役員が肉を焼いた。」
という社長の言葉からも,この会社の程度が知れます。
肉を焼く姿がきちんとしていて,皿に肉を置いてれば今回のような騒ぎには
ならなかったはずです。
CM撮影用だから良いじゃないか?
というのは論点が違うような気がします。
今回の社長の対応は色々とまずかったような気がします。
ステーキの写真見てたら食べたくなってしまいました(笑)
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